2016/03/18

【ウクレレレッスン アルペジオ奏法】ザ・ベンチャーズ - ウォーク・ドント・ラン'64 ウクレレでギャロッピング奏法!


こんにちはSonascribe井上直樹です!
今回は"ウォーク・ドント・ラン'64"のウクレレ伴奏をご紹介!
こちらの曲を題材にウクレレでは珍しい弾き方であるギャロッピング奏法なるものをご紹介します
軽快なリズムを表現できるこの奏法はウクレレの音色にとても合いますね。
右手のパターンをしっかりと把握すれば皆さん弾けるようになります!
ストロークやアルペジオとは一味違うウクレレ奏法をぜひ弾いてみてください!

題材曲
ザ・ベンチャーズ(The Ventures)
ウォーク・ドント・ラン'64(Walk,Don't Run'64)
1960年代日本にエレキギターブームを巻き起こしたザ・ベンチャーズ。
「パイプライン」や「ダイヤモンドヘッド」などと並ぶ彼らの代表曲ですね。
お馴染みのテケテケ奏法は当時のギターキッズが皆チャレンジしたとか。
今回はギターサウンドの原曲をウクレレ用にアレンジ。
動画の様にデュオスタイルでも演奏できるので、皆さんウクレレ仲間とぜひセッションしてみてください!

ギャロッピング奏法
この曲の伴奏では、「ギャロッピング奏法」という弾き方を取り入れています。
カントリーやロカビリー音楽に用いられるギター奏法の1つであります。
親指でベースライン、その他の指(人中薬)でコードorメロディを弾くというテクニックを使っています。
ギタリストのチェット・アトキンス氏が編み出した奏法であり、今ではトミー・エマニュエルやブライアン・セッツァーなど多くのギタリストにその奏法が受け継がれていますね。
今回の伴奏アレンジでは、このギター奏法をそのままウクレレに取り入れてみました。
動画の演奏を聴いてみると、「ズンチャ、ズンチャ」のリズムに合わせてベース・コードが鳴っていますね。

どの指でどの弦を弾くかを決める!
こちらの伴奏のポイントは弦を弾く右手にあります。
一見ランダムに弦を弾いているように見えますが、実はどの指でどの弦を弾くのかを予め決めているのです。
動画内では、親指で4弦と3弦、人指し指で2弦、中指で1弦という弾き方をしています

イントロ及びメインテーマは全てこの指使いのパターンで演奏。
各指が担当する弦を決めておく事で、ミストーンを減らし、安定したリズムとグルーヴィーな演奏ができるのです!

こちらがイントロ部分のTAB譜です。
親指→人&中指→親指→人&中指...という指使いで弾いています。


各指には役割がある 一人二役の演奏法
それぞれの指にはパート別の役割を持たせています。
親指がベース、人指&中指でコードを担当しており、
1本のウクレレで2つのパートを弾いているのです。
一人二役という奏法で、ストロークやアルペジオと一味違った伴奏を表現できます。

コードの形はいつも通り、右手の動きがポイント
また、この伴奏での左手はコードフォームを押さえたままで、特殊な動きはしていません。
右手のパターンを変化させる事で、様々なリズムで伴奏をアレンジできるのです!
皆さんも是非チャレンジしてみてください!

動画演奏のイントロ&AメロまでのTab譜です!
Aメロ終わりはお馴染み「テケテケ奏法」です。
右手は人指し指で4弦を細かくアップダウンをし、
左手で4弦12フレット辺りから1弦に向かって指をスライドしながら弾いています。
動画を見ながらぜひ参考にしてください!


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